大谷高校『新羅生門』を観劇して②
東京のとある古家、鬼の住む館「鬼屋敷」を舞台に個性豊かな登場人物達の笑いあり感動ありの大変内容の濃い素晴らしい劇でした!
劇中に「鬼は邪悪」と言うセリフがありました。
僕は鬼といえば「悪」と、あまりいいイメージを持っていませんでしたが、鬼の母や岡本、山路の言葉、行動を見てそのイメージが崩れ、悪って何?正義って何?と考えさせられました。
人によって悪と正義は全く違うものなのかもしれない。僕の正義は誰かの悪かもしれない、誰かの正義が僕の悪なのかもしれない、ただ一つ共通点はそれを貫き通せるかどうかだと僕は思います。
本当に何度でも見たい作品でした。
ありがとうございました!
淀川工科高校演劇部2年