大谷高校『新羅生門』観劇①
大谷高校さんの「新羅生門」を観劇させて頂きました
鬼を退治するものたちがいつの間にか鬼へと変わっていくゴロウさんを守ろうとするあまり鬼へと化し人々を殺めてしまう2人。
正義と悪とは紙一重、それは民の心の様に移ろいやすい何か正義を成し遂げるということはその正義の大きさに比例して大きな罪を背負うことなのだと思います、そしてそこには正義などといったものは存在しないのかもしれません。
綱の言ってたとうり、正義があるから悪がある、悪があるから正義がある、光と影みたいなものなのかもしれません。
この台本にはもっと多くの意味が込められていて全てを理解することは出来ませんが、すごく考えさせられるものでした。
そしてその芝居を身体一杯で表現し素晴らしい90分を過ごさせて頂き本当にありがとうございました。
淀川工科高校