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7月27日工芸高校《spare》観劇レポートby箕面高校

観劇レポート

工芸高校さんの《spare》を観劇させて頂きました。

前説に2人出てきて驚いたのですが、二人が息を揃えてまるで機械のように動くので、前説から舞台の世界に引き込まれてしまいました。

spareは現実の私達にはあまり馴染みのない臓器提供のためのクローンのお話です。

前半部分はほんとにナチュラルな日常を演じられており、皆さんの会話劇を楽しく観れたのですが、仲間が減っていきシリアスな雰囲気になるとハラハラしてしまう、そんな緩急のある作品でした。

作中に何度も「普通」や「あたりまえ」などの言葉が出てきており、普通とは、あたりまえとはなんなのだろう…と少し考えさせられるメッセージ性の強い作品でした。

私の印象に特に残ったのは役者さんの衣裳やメイクです。

不思議な衣裳で現実の明るい世界とは少し違うんだな…と感じさせられました。

素敵な劇をありがとうございました!

箕面高校2年