HPF2015

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大阪女学院観劇ブログ

本日、大阪女学院高等学校さんの『ここは洋式トイレです。』を見させていただきました。堺東高校一年の中林です。

舞台上を始めてみたとき、トイレがポツンとおいてあるインパクトに目を奪われました。劇自体は、コメディ調でとても面白く笑えるものなのに、芯にはしっかりと伝えたいことがあり、元気付けられるような作品でした。

演じる方もそれぞれ個性が強い方ばかりで、トイレやトイレグッズの擬人化という飛び抜けた役をしっかりと演じられていたと思います。私は特に洋式トイレさんが好きで、ナルシストなのに少し残念で、皆に雑に扱われている姿に、少し笑ってしまいました。

音響さんを、音姫と表現するそのセンスに脱帽です。音楽や照明が演技にとてもあっていて、自然に見ることが出来ました。

とくに、照明はしっかりと作ってあって、公演後に照明さんが一年生だけと聞いて驚きました。

とてもたくさんのことを吸収出来た素晴らしい公演だったと思います。

勉強になりました、ありがとうございました。

大谷高校『新羅生門』を観劇して③

大谷高校さんの『新羅生門』を観劇させて頂きました。

善と悪は《表裏一体》と僕は、そう感じました。誰かが善と思えば善、悪と思えば悪。人には人の考え方、感じ方があるのは当たり前な事です。姿、肌の色、それだけで相手を貶めて軽蔑することは本当に非道だと思います。今の世の中でもこういうことが起こってそれを改善するにはどうすればいいのかを深く考えさせられるものでした。

素晴らしい90分間を過ごさせて頂き本当にありがとうございました。

淀川工科高校1年 

大谷高校『新羅生門』を観劇して②

東京のとある古家、鬼の住む館「鬼屋敷」を舞台に個性豊かな登場人物達の笑いあり感動ありの大変内容の濃い素晴らしい劇でした!

劇中に「鬼は邪悪」と言うセリフがありました。

僕は鬼といえば「悪」と、あまりいいイメージを持っていませんでしたが、鬼の母や岡本、山路の言葉、行動を見てそのイメージが崩れ、悪って何?正義って何?と考えさせられました。

人によって悪と正義は全く違うものなのかもしれない。僕の正義は誰かの悪かもしれない、誰かの正義が僕の悪なのかもしれない、ただ一つ共通点はそれを貫き通せるかどうかだと僕は思います。

本当に何度でも見たい作品でした。

ありがとうございました!

淀川工科高校演劇部2年

大阪産業大学付属高校さん"ボクノミライ"



大阪産業大学付属高校演劇部の皆様、お疲れ様でした。

進路を決められない広野を助けるカオルは一体何者なのだろうと思いながら観劇していましたが、終盤で幽霊であることが解り、スッキリしました。
それと同時に
「カオルは自分の未練もあって、主人公の未来へ進む為のお手伝いをしていたんだなあ」と、強い感動が込み上げてきました。

真剣な物語の中に、劇中劇やインパクトのある動きなど大阪産業大学付属高校さんらしい笑いが詰まっていて本当に面白かったです。 

役者さんも一人一人が個性的で、キャラがわからなくなることもなく観劇することが出来ました。

黒子さん達も、とても印象的で素晴らしかったです。

正に、あっというまの60分!
楽しい演劇をありがとうございました!!

咲くやこの花高校一年

大谷高校『新羅生門』観劇①

大谷高校さんの「新羅生門」を観劇させて頂きました

鬼を退治するものたちがいつの間にか鬼へと変わっていくゴロウさんを守ろうとするあまり鬼へと化し人々を殺めてしまう2人。

正義と悪とは紙一重、それは民の心の様に移ろいやすい何か正義を成し遂げるということはその正義の大きさに比例して大きな罪を背負うことなのだと思います、そしてそこには正義などといったものは存在しないのかもしれません。

綱の言ってたとうり、正義があるから悪がある、悪があるから正義がある、光と影みたいなものなのかもしれません。

この台本にはもっと多くの意味が込められていて全てを理解することは出来ませんが、すごく考えさせられるものでした。

そしてその芝居を身体一杯で表現し素晴らしい90分を過ごさせて頂き本当にありがとうございました。

淀川工科高校

清風南海高校『いつか譚』を観て  2015.8.2

今回はゲネ、本番と二回も素晴らしい劇を観させていただきありがとうございました。

まず舞台装置がキレイでした。公園と思われる場所に色のバランスがよく考えられたBOXがきちんと置かれていて、また塗りがキレイでムラなく塗れていることに感動しました。照明もシンプルですがこのBOXをキレイに浮かび上がらせる効果的な明かりでした。ときおり入る緑の明かりがよかったです。ただBOXの板と板の間の隙間が空いているのがちょっと気になりました。

次に、前説後の暗転がとてもキレイでした。照明さん、上手でした!バンドアを使った明かりが多く、左右の特徴的な照明機材(ナナメの明かり)が面白かったです。

メイクでアイラインやシャドーをしていないのが、なぎさではありえないことなので驚いていました。衣装も役者さんが多くて集めるのが大変だったんじゃないかなあと思いました。

役者さんは、滑舌がとても良く声が通っていて、観ていて聞き取りにくい部分が全くありませんでした。そして部員さんが多いという利点をうまく活用して舞台を広く使っていたのがいいなと思いました。回想シーンや通行人の移動が多い劇だったのですが、照明の変化や衣装の工夫などで何も違和感なく観ることができました。表情もすごくわかりやすく演技がとても素晴らしかったです。中学生の方も多く出ておられたということを後で知りびっくり。年齢差を全く感じさせず、ふだんからこんな感じで(大人っぽく)日常生活を送っているのかなと思いました。少し気になったことですがストラップ

や鏡が(照明に)反射していたことです。あと役者さんの動きはとてもわかりやすかったのですが少し単調かなと思いました。お辞儀もとてもていねいでキレイでしたがそのキレイなお辞儀が劇中の動きにも出ている部分があっておかしいなと思うところがありました。でも、楽しんで観ることができてあっという間の50分でした。もう一度見たくなる劇です!おつかれさまでした。

枚方なぎさ高校演劇部 小田原千華、上田朱音) 

箕面東高校「オリジナルノート」観劇レポート

とても素敵な世界観で見ている人は不思議の世界に吸い込まれました。
キャラクターも個性豊かで役者さんが演じ分けたいるところもすごいなと、思いました。
 
舞台は細かく装飾されていたり、音符達、動物の衣装と一つ一つ丁寧に作られていてとても凝られているんだなと思いました。
 
ミュージカル調で観劇している人を楽しませてくれました!!
 
とても楽しい劇をありがとうございました!
 
山田高校2年 橋本 都